China LIFE&IT情報(中国・成都在住)

2015年から新卒で中国(成都)のベンチャー企業で働いてます。中国のIT情報など紹介していけたらと考えています。

中国と日本、共に少子高齢化問題が進むにつれて必然的に必要となってくる医療。

 

今、日本だけに関わらず、中国も深刻な少子高齢化問題に悩まされている。

 

中国の子供不足の主な原因としては、やはり一人っ子政策だと思います。

その問題解決の為に、中国政府は2015年10月29日に一人っ子政策を廃止すると発表しました。
そこで発生するのが、子供不足問題以上に、さらに深刻であろう医療問題です。

当たり前ながら年を取るにつれて、人間は自然と体が弱り、病気にも頻繁にかかってしまいます。そこで必要となってくるのが病院通いである。

 

時代が進むにつれて、様々な物が進化しているが、これは医療業界でも言える事だろう。

そこで今回紹介したいアプリが一つあります。

「优医库」です。

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カテゴリーは医療アプリです。

機能としては、中国全国の病院や在籍している医者の名前や評価などを細かく見ることが出来ます。更に、体の部位ごとに病名やその症状などを見る事が出来ます。

 

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私が実際にさわって驚いた機能は、まるで気軽にお店を予約するかのように、診療をアプリ内にて予約することが出来ることです。

 中国の医療費のシステムとしては、日本より一般的には安いものの、診てもらう先生により値段は変わってきます。

お金持ちは良い先生に診てもらうことが出来るが、お金のないものは良い先生に診てもらうことが出来ない中国のシステムなんだか悲しいです。アメリカは中国以上に現金主義ではあるものの。。。

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 更に驚きの機能が、アプリ内にて先生とコミュニケーションを取ることが出来るのです。

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 最後にこのアプリの宣伝文句を紹介したいと思います。

15分もあれば、全国(大陸内)にて専門の先生を探すことが出来るといった意味です。

ちなみに、こちらの宣伝文句は中国国内でも企業価値として五本の指には入る大企業「Uber 中国」(自動車配車サービス)のビジネスモデルを真似たと言われています。

 优医库“Uber模式”切入医疗,“十五分钟挂专家号”_36氪

 

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正直な所、中国国内ではまだそこまで注目されていないものの、これから間違いなく伸びるアプリではないかと私は考えています。